住宅ローン計算のカギとなる算式



お試し受講 第8講 ライフプラン講座のお試しサンプルB



この講のテーマは、「住宅ローン計算のカギとなる算式」です。

今回からは、いよいよ、「住宅ローン返済計画表」の解説に入っていきます。

「住宅ローン返済計画表」の作成は、マネー管理の5点セットの中で、おそらく一番難しいのではないかと思います。

とはいえ、基本的なことをしっかりと押さえてしまえば、エクセルが初めての方でも、十分使いこなせるようになると思います。基本が分れば、応用は、ご自身なりに工夫しながら作れるようになりますので、ぜひ頑張ってみて下さい。


[ シーン1 ]




本講でご紹介する算式は、タイトルにもあるように、住宅ローン計算のカギとなる部分で、これが分らないと先へ進めなくなってしまいますので、少し丁寧に解説していきます。

まずは、こちらから「住宅ローン返済計画表」のダウンロード(※)をお願いします。



※正式受講ページで配布します。



住宅ローン計算の要素は、「借入金額」、「返済年数」、「年利率」の3つです。さらに、「毎月分」と「賞与分」に分ける場合もありますが、今回は、「借入金額」3千万円、「返済年数」35年、「年利率」2.75%(全期間固定)で、「毎月分」のみと仮定して計算してみます。

上の図のように、「毎月分」には、=D2-I2(=借入金額−賞与分)と算式を入れ、「賞与分」には、今回はゼロを入れます。


[ シーン2 ]





そして、「毎月返済額」の欄に、今回のメインテーマとなる算式が入ります。

セルH2にカーソルを置いた状態で、上の図のように、「fx」をクリックして、関数の挿入をします。


[ シーン3 ]




「関数の分類」は、「財務」を選択します。

すると、「関数名」のリストに、ずらっと候補が表示されます。ここに表示されたエクセル関数は、「財務関数」と呼ばれているものです。ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、Web講座・第32講で取り上げたFV関数もこの「財務関数」の仲間です。

今回は、この「財務関数」の中から定期支払額を計算できるPMT関数(ペイメント関数)を選択します。


[ シーン4 ]




「関数の引数」を入力する画面が表示されたら、順番に引数を入力します。

ちなみに、引数(ひきすう)というのは、関数が計算処理を行う際に引っぱってくる数値や算式のことです。引数の入れ方は、上の図のように、エクセルが指示してくれるので、難しくありません。

では、順番に見ていきますが、「利率」は、「年利率」/12ヵ月、「期間」は、「返済年数」/12ヵ月、とします。12で割るのは、毎月返済の方法だからです。

「現在価値」は、−「借入金額」と入れます。+と−の入れ方も、財務関数ではポイントのひとつなのですが、これは、単純に、お金を支払う時は、−、お金を受取る場合は、+という考え方でOKです。

と、ここで、上の3千万円を−で入れたのは、なぜ?ということですが、受取るお金+3千万円だと、支払うお金が−111,310円のようにマイナス表示になってしまうので、支払うお金を+111,310円で表示させたいために、受取るお金を−にしたというわけです。

「将来価値」は、35年後に残るお金という意味になりますが、住宅ローンは完済することが前提になりますので、ここは、0になります。「支払期日」は、0が期末払、1が期首払という意味です。月末ごとに利払が発生しますので、今回は0を選択します。


[ シーン5 ]




「総返済額」は、[ シーン4 ]で算出した毎月返済額111,310円×35年×12ヵ月となりますので、セルK2には、上の図のように算式を書き込みます。

計算結果は、46,750,357円が返されます。当初借入金額は、30,000,000円ですので、総利息は、16,750,357円になることが分ります。



以上が、住宅ローン計算のカギとなる算式ですが、はじめて見た方の中には、面食らってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これも慣れれば、どうってことのない算式と感じてもらえるはずです。

住宅ローンを新規で組む予定のある方や、既に住宅ローンを組んでいて、借換えや繰上返済を考えている方は、覚えておけば、必ず役に立つ算式ですので、「住宅ローン返済計画表」を使って練習してみましょう。



ライフプラン講座のお試しサンプルBは、ここまでになります。

・・・続きは、本編にて。




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